中学入学試験(帰国生として受験が可能なもの)※中学入試はすべて併願可能です
A入試
2月1日に実施される「A入試」では、小学校の6年間のどこかの時点で海外の学校(含全日制日本人学校)に通った経験のある人すべてを帰国生として認定します。試験内容は日本国内からの受験生と同じ「筆記試験(国語と算数)」「口頭試問」です。国語と算数の筆記試験は、小学校で学ぶ基本的な学力を測ると同時に、その基礎的な学力を使い、ねばり強く取り組む力があるかどうかを測ることを目的としています。口頭試問では、暗記や知識の多寡を問うのではなく、受験生の思考過程(考えるすじみち)を測りたいと考えています。海外生活の中で、新しい言語を通しての学習、友人づきあい、地域社会とのふれあいなど、様々な体験をされた帰国生の皆さんなら心配はありません。また、海外で日本の学習が十分にできなかった帰国生が不利にならないよう、特別な配慮がなされています。願書に海外での学校歴を記入してもらい、滞在期間・在籍校の種類・帰国時期などのデータに基づいての試問、審査が行われます。滞在期間が長く、帰国時期が試験間近で、出身校が現地校・国際校である場合などは特に注意して審査します。
帰国生対象特別入試(外国語による作文型)
12月および1月に実施される「帰国生対象特別入試(外国語による作文型)」は、保護者の方の転勤や留学等に伴って海外に一年以上滞在し、小学校4年生以降に帰国された方が対象となる試験です。試験内容は、外国語(英語・フランス語・ドイツ語のいずれか)による作文と海外での学習と生活についての面接です。小学校の高学年まで海外の学校制度のもとで学んでいた帰国生が対象ですが、最終在籍校が全日制日本人学校であっても出願は可能です。海外の現地校や国際校での学習や、現地での生活にどのように意欲を持って取り組んだかを2種類の面接でしっかりと確認し、外国語による作文と併せて総合的に合否を決定していきます。「日本語での学習経験は少ないけれど、海外では誰にも負けないくらい勉強した」という皆さんにお選びいただければと考えています。
Creative English 入試
英語1科型(英検3級程度)の入試です。小学校低学年で帰国した方でも受験可能です。帰国後、英語を継続的に学習している方は、ぜひご検討下さい。
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