朝日新聞(朝刊)の「青春スクロール」という特集で、本校が紹介されています。
8月28日(木)を第1回とし、毎週木曜日に計4回掲載される予定です。
第1回目では、本校の卒業生で、直木賞をはじめ数々の賞を受賞されている作家の桐野夏生さんが、
本校での高校生活についてお話しくださっています。
桐野さんは、桐朋女子を以下のように表現しています。
「個性も能力も考え方もさまざま。ユニークな生徒ばかりで、女性の力みたいなものをすごく感じる場所」
「抑制されるものがない、真の女性たちを見た」
桐野さんが通われていた頃と今では、女性の立場も時代背景も大きく違いますが、桐朋女子という学校が、女性にとってのびのびと自分の力を発揮できる場所であることは変わらないのだと感じます。
また、桐野さんは桐朋女子で培われた視点として、以下のようにも述べています。
「私が女性を描くのは、日本社会の中では女性は圧倒的に不利だと思うからです。
理不尽な目に遭う人は、考える芽を持ちます。だから、面白いと思って書いているのです。」
桐野さんは高校時代、新聞部として活躍し、さらに高校2年生の時には学内の作文コンクールである「桐華賞」で第一席に入賞されています。当時から、社会に対して問題意識を持ち、物事の本質を見つめ、それを自分の言葉で表現されていたのですね。
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