高校3年 化学実験実習
- 高3
7/23(木)~25(土)にかけて、高校3年生の化学選択者を対象に化学実験実習を行いました。
この実習は午後1時から約3時間行われます。普段の授業時間内では終えることのできない実験や、少し高度な内容の実験にも取り組みました。
初日は「金属イオンの系統分離」です。基本操作は授業時に学習していたので、今回は、11種類の金属イオンの内、任意の5種類を混合した試料溶液を1人ずつに配付し、何が含まれていたのかを同定することを目的にしました。課題を設定したものの、ほとんどの生徒は解答できないのではと思っていましたが、観察結果から可能性を考えて正解にたどり着く生徒や見事に5種類すべてを分離できた生徒など、それぞれに達成感が得られたようでした。
2日目は「酸化還元滴定による漂白剤中の次亜塩素酸イオンの定量」と「沈殿滴定による塩化物イオンの定量」です。どちらも、問題としてよく取り上げられるテーマですが、授業時間内に取組むのが難しい内容です。酸化還元滴定はゆっくりと行うことがポイントで、比較的終点がはっきりとしている一方、沈殿滴定は終点の判断が難しく、その判定にかなり苦戦したようでした。
3日目は「イオン交換と中和滴定を組み合わせた銅(Ⅱ)イオンの定量」です。こちらも、問題でよく取り上げられますが、イオン交換に時間のかかる実験です。試料溶液の塩化銅(Ⅱ)水溶液は、前日の沈殿滴定にも使用し、2つの結果を比較・考察することによって、操作の妥当性を検討しました。さらに、ワイヤレスセンサを利用して滴定曲線も確認することができました。




