3. 生徒に関するもの

第1節 生活に関するもの

ソーシャルメディアポリシー

ソーシャルメディアポリシー

 携帯電話やスマートフォンの普及により、TwitterやFacebookに代表されるソーシャルメディアを利用する中高生が急速に増えています。またLINEなどのコミュニケーションツールを用いて家族や友人と連絡を取り合うケースも多く見られます。これらのサービスは非常に便利なものですが、使い方を誤ると、思わぬトラブルに巻き込まれたり、知らないうちに自分が事件の加害者や被害者になってしまったりする可能性もあります。そこで本校では生徒がソーシャルメデイアやコミュニケーションツールを利用するにあたって、学校としての基本的な考え方を表すソーシャルメディアポリシーを策定し、広く公開するものとします。

1.携帯電話・スマートフォンの利用は保護者の責任で

 本校では携帯電話・スマートフォンを学校に持ち込むことは原則として認めておりません。学校の登下校において、家庭で必要があると判断し、「携帯電話の校内持ち込み願」を提出し、受理された場合、持ち込みを認めています。その場合でも学校内での使用は一切禁上です。

 携帯電話・スマートフォンを「持たせる」「使わせる」こと、そしてそこから発生するトラブルに対する責任は、保護者にあるということをご理解ください。

2.ソーシャルメディアは世界につながっています

 一度インターネット上に掲載した情報は完全に削除することはできません。あなたが書き込んだ内容は、この瞬間にも誰かにコピーされているかもしれません。世界中の人に情報発信をしていることを理解し、覚悟を持って利用してください。利用は自己責任です。

3.個人情報の記載は特に注意が必要です

 学校名(最寄り駅など学校名の特定に至る内容を含みます)、個人名、住所、年齢・生年月日、性別などの記載は特に気をつけましょう。制服を着用した写真は学校や個人が特定されますので注意が必要です。GPS機能がついているスマートフォンで写真を撮影してインターネット上に掲載すると、写真が撮影された場所の情報も伝えてしまう可能性があります。自分の情報が他人に分かる記述として残っていた場合、将来にわたって参考情報として閲覧されるかもしれません。進路や就職に不利益になる恐れもあります。

4.友達の情報は確認を取りましょう

 友達の情報を載せる際には、友達をインターネット上の危険にさらしてしまうことを充分理解する必要があります。日記一行、写真一枚、掲載する場合は必ず友達の承諾を取りましょう。間違った内容を書いてしまった場合はすぐ訂正し、直接誠実に謝りましょう。

5.学校の名誉や誰かを傷つける投稿をしてはいけません

 学校の名誉や特定の個人を傷つける・困らせる書き込みは、絶対にやってはいけません。学校はその行為を許しません。このような行為が発覚した場合、学校は毅然とした態度で指導を行います。

6.無視(スルー)する勇気を持ちましょう

 ソーシャルメディアは文字だけのやり取りなので、それを書いた人の感情が分からず悩むときもあるでしょう。ときには無視(スルー)する勇気を持ちましょう。

7.会ったことのない人とのコミュニケーションは気をつけましょう

 その人は本当に信用できる人間ですか?知らない人とコミュニケーションをする際は、現実世界よりも慎重に判断しましょう。会うことは大変危険なことです。

8.法律を守りましょう

 現実世界でやってはいけないことは、ソーシャルメディア上でもしてはいけません。

9.困ったら相談しましょう

 ソーシャルメディアに傷ついたり悩んだりしたときには、保護者・教員・公的機関など、信頼できる大人に相談しましよう。また、ソーシャルメディアに書き込んでいいか判断に迷ったときもすぐに相談しましょう。

以 上

2014年9月22日制定

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