中学3年緑 東北研修旅行 3日目
- 中3
東北旅行3日目の様子です。
3日目もコース別行動です。5つのコースに分かれて出発しました。
Fコースは角館へ。角館伝承館で、秋田県が誇る伝統工芸・樺細工(かばざいく)のコースター作りに挑戦しました。加工した山桜の皮を熱したコテで丁寧に貼り付けていく細かな作業に、生徒たちは夢中で取り組んでいました。午後は「みちのくの小京都」と呼ばれる角館の武家屋敷を散策しました。田沢湖クニマス未来館では環境保全の大切さを学びました。日本一深い湖である田沢湖の眺めも印象的でした。
Gコースは宮古へ。浄土ヶ浜の美しい浜辺を散策した後に遊覧船に乗りました。生徒たちはうみねこ(カモメ科の鳥類)にうみねこパンを楽しそうに与えていました。田老防潮堤では震災学習をしました。津波遺構「たろう観光ホテル」の下層階の鉄骨を残して流出するまでに至った姿は津波の恐ろしさを伝えています。地元の方の中には震災で家族・親族を亡くし、家も仕事も無くなった方もおられます。震災講話では生徒たちはじっと耳を傾けて聞いていました。その後は日本三大鍾乳洞の一つである龍泉洞に移動し見学しました。
Hコースは三陸鉄道に乗車しました。三陸鉄道は被災から約3年後に全線運行が再開した被災地復興のシンボルです。車窓から被災地の様子を見ながら、震災当時のお話を聞きました。走る車内で語られる言葉の重さが、胸に響きました。午後はキャッセン大船渡でスマホを使った防災アドベンチャーに参加しました。ゲームを通じて津波避難を疑似体験し、防災を他人事ではなく自分の問題として考えるきっかけとなりました。
Iコースは陸前高田へ。高田松原津波復興記念公園の中にある東日本大震災津波伝承館では、当時の状況を伝える展示を見学しました。そして、奇跡の一本松や津波にあいながら一人も犠牲者を出さなかった気仙中学校の被災した校舎を前に、15年前のあの日の現実を改めて感じました。午後はHコースと合流し、キャッセン大船渡での防災アドベンチャーまたは鮮魚の捌き体験を行いました。捌き体験では新鮮なイカやホヤを捌き、試食しました。
Jコースは盛岡へ。薮川そばで、本州で最も寒い地域が育んだ極上のそば打ちを体験しました。自分で打ったそばはお土産に持ち帰り、店長さんが打ったそばは昼食としていただく、一度で二度おいしい体験でした。午後には石川啄木記念館を見学し、岩手が生んだ天才歌人の生涯と作品にふれました。そして小岩井農場ではバックヤードツアーに参加し、普段は見ることのできない農場の内側を案内していただきました。広大な土地に広がる牧草地と動物たちに、生徒たちの表情もほころんでいました。岩手の文化と自然を存分に楽しむことができました。
全コース、見学を終えてホテルへ戻った後は美味しい夕食です。夕食後の夜の集いでは、鬼剣舞(おにけんばい)を鑑賞しました。鬼剣舞とは、岩手県北上市周辺に伝わる伝統芸能で、鬼の仮面をつけた念仏剣舞です。迫力ある舞は圧巻でした。生徒たちもステージに上がり、一緒に踊りました。笑顔と歓声に包まれた、修学旅行ならではの夜でした。




