高1 言語技術「絵の分析、創作」
- 高1
本校では、昨年度から中学3年生の英語の授業において、週1回「言語技術」の授業が始まりました。今年度は、引き続き高校1年生の授業において「言語技術」の授業を行っています。この授業の目的は、言語を操るための技術(スキル)を身につけることです。授業は議論を中心に展開され、毎回の授業の最後には学んだ技術を使って作文をします。なお、「言語技術」の授業は、本校卒業生の三森ゆりか氏が代表を務める「つくば言語技術教育研究所」と連携して実施しています。
今週木曜日に行われた21回目の授業は「絵の分析、創作」でした。今回はドイツの画家によって描かれた絵を扱い、その中から季節、時間、天気、場所などの設定や、描かれた人物の行動について、絵の中の明確な根拠に基づいて分析しました。なかなか情報を取り出しにくい絵でしたが、グループワークやクラス内での討論を通して、詳細な分析を進めることができました。
次回の授業で、2年間、52回に渡って実施された言語技術の授業も終わりを迎えます。最後の授業では、今回の分析結果を踏まえて、各自が物語の構造に基づいて物語を創作する予定です。どのような作品が出来上がるのか、楽しみでなりません。