高2紫 総合的な探究の時間
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7/7㈬の総合的な探究の時間において、東京女子大学から光延真哉先生をお招きしての講演会を開催いたしました。以下は光延先生から紫のみんなに寄せられたメッセージです。
《教科書に載る「古文」の本文は唯一無二のものだと思っていませんか?『平家物語』にしろ『奥の細道』にしろ、皆さんが読んでいる「古文」には、別系統の本文が存在します。皆さんは、それら複数の本文の中から特定のひとつを与えられているに過ぎません。世の中は本当は複雑です。でも、一般に分かりやすくするため、物事は単純化されて提供されます。複雑なものを複雑なまま理解する。そうした大学の「知」の姿勢の一端を、「古典文学」の研究を例にお話しできればと思います。》
大学の学びがどんな世界なのか、その一端を知ることができたように思います。どんな進路に進もうとも、今の自分の学びが、今後どんな世界に繋がっていくのかを、イメージできる充実した時間となりました。