HOME > 桐朋女子ピックアップ一覧 >

高2物理基礎 電気通信大学 出張講義

  • 高2

 高校2年生の物理基礎の授業で、本校の連携大学である電気通信大学の先生による出張講義が行われました。講義をしてくださったのは先日「日本学術振興会賞」を受賞された丹治はるか准教授です。
『量子技術超入門! ~原子のレーザー冷却からその応用まで~』というテーマで、量子コンピューターや量子通信など量子技術において用いられる技術の1つである原子のレーザー冷却とその応用についてお話いただきました。
昨年度の地理の授業やT‐projectで触れてきた内容に関するテーマだったため、より興味深く話を聞くことができたようです。講義後も生徒たちは積極的に質問をしていました。

以下、講義を受けた生徒の感想です。

難しい話も多かったが、去年の地理で英語で講演をしてくださった方のお話と近い部分があり、英語でうまく理解できなかったことを細かく説明してくださっていてより面白かったです。原子を減速させる話が特に印象に残っていて、原子という目に見えないものに光子をあてて減速させる、そして運動が遅くなることで原子を冷やすことが出来る、といろんなことが繋がっていて化学の好きな私にとって興味深かったです。その時の光が炎色反応の色と同じだったことも印象的でした。今は基礎知識を学ぶことが主ですが、大学生になってまだ解明されていない自分の気になる事柄を、探究できることにワクワクしました。難しくてまだ理解できていないこともあったのですが、質問をためらってしまったので、今年の夏申し込んだオープンキャンパスや演習ではもっと積極的に参加できるように今回の経験を活かしていきたいです。

最上部へ