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高校2年 男子校との意見交換会

  • 高2

高校2年の家庭総合では、同じ桐朋学園の男子校である桐朋高校との合同企画で、意見交換会を行っています。
7月に、仕事や結婚、家事などに対する考え方についての男女共通アンケートを実施し、その結果を9月の授業で分析し、男子校の生徒に聞いてみたいことや話してみたいことをテーマとして挙げます。
11月、国立市にある桐朋高校で意見交換会が行われました。女子校と男子校からそれぞれ12~15名の生徒が参加し、グループごとにディスカッション、その後集合して各グループで話し合った内容について報告をしました。
さらに後日、合同授業で学年に対して報告会が行われました。


【参加した生徒の感想】
・自分の家庭の環境が私の中での当たり前だったから、他の家族について話を聞いて視野が広がった。
・女子校にいると男子と交流する機会が少ないため、男子に対する誤解や偏見を無意識のうちに持っていた。しかし、お互いに共感できる部分が多かった。
・アンケートの割合や男女それぞれの選択の理由を聞いて納得することができた。お互いにどのような配慮が必要か、家庭的な問題から地域、国の制度によるサポート的なところまで考えを発展させることができた。これは会話を通じてでないとできないことで、交流会の意義を実感した。
・幅広く話を進めていたが、「結局それは○○と結び付くね」ということも多く、社会的なことがイメージマップのように結びついている(関連している)ことが興味深かった。だからこそ根本の部分を変えることは難しく、時間がかかる問題や課題が多いのだと思った。
・男女で子どものうちに家事をやっているかいないかに差があるのではないかと感じた。(中略)共同生活を送ることになったときには、お互い得意なことをやり、任せる部分は常に感謝の気持ちを伝え合い、話し合うことで尊重と協力の関係を保ちたいと思った。
・平等とは単に機会が同じということではなく、結果としてお互いが生きやすい環境であるかを考えることが必要。(中略)違いを理解しようとする姿勢こそが平等な社会をつくる第一歩であることを学んだ。

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