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中学入試について

桐朋女子の教育は、入試からはじまる

桐朋女子中学校の入学試験は多種多様ですが、どの入学試験にも桐朋女子の「想い」が詰まっています。入学試験を通して見たいのは、受験生の「学びに対する姿勢と意欲」。どの入試も、聞いたり読んだりして「受け取る力」、未知のことがらについて「粘り強く考える力」、考えたことを自分の言葉で「表現する力」を見るような問題になっています。そのため、結果だけでなく答えに至った経緯(途中の過程)も評価しています。「一人ひとりと“人”として向き合いたい」「新しい仲間を迎え入れたい」という「想い」を込めて、入学試験を行っています。

中学校<2025年度入試> 概要

詳細は時期が参りましたら下段に「入試要項PDF」が表示されますので、それぞれご確認ください。

A入試 Creative
English入試
論理的思考力
&発想力入試
B入試
(2科または4科)
試験日 2月1日(土) 2月1日(土)
午後
2月2日(日)
午前
2月2日(日)
午後
募集人数 約130名 約10名 約40名 約40名
試験内容 【口頭試問】
【筆記試験】
国・算
【英語入試】
準備室課題
インタビュー
【記述型試験】
言語分野・理数分野
【筆記試験】
国・算(2科)
国・算・社・理(4科)
出願日時
【インターネット】
1月10日(金)8:00~
26日(日)23:59
【インターネット】
1月10日(金)8:00~
26日(日)23:59
【インターネット】
1月10日(金)8:00~
2月1日(土)23:59
【インターネット】
1月10日(金)8:00~
2月1日(土)23:59
選考結果発表 2月1日(土)HP 2月1日(土)HP 2月2日(日)HP 2月2日(日)HP

A入試

桐朋女子の入学試験に、中学・高校で身につける知識や難問奇問を解くための特別な技術は必要ありません。A入試の筆記試験では、小学校の日頃の勉強を確実なものとすることが何よりの準備となります。また口頭試問では、受験生の持つ「授業を受けて育つ力」を、複数の教員の目で確かめます。

基礎の上になりたつ、「総合的な力」を見ています。

桐朋女子では、生徒が自分で学習する意欲を持ち、努力を重ね、自分の可能性を広げてほしいと願っています。そのために、自分で考える力やコミュニケーション能力、そして表現する能力を育てます。そうした能力を育む素地となる力を見るために、桐朋女子では長い間、口頭試問を行っています。

口頭試問のねらい

(1)
小学校で学んだ知識の量や解答の正否のみをみるのではなく、初めて学習することにも積極的に興味を示し、学んだ内容をきちんと整理・分析・判断することができるか。また、質問に応じて学びを深め、広げることができるか。
(2)
思考の過程を自分の言葉で表現できるか。
(3)
口頭試問の最中に間違いに気づいたとき、答えにたどり着くためにどのくらい柔軟に、粘り強く考えることができるか。

授業や作業で準備、自然な対話を通して試問が行われます。

まず最初に準備室で、授業形式やビデオ視聴などの時間があり、それをもとにしていくつかの課題に取り組みます。試問室では、課題の確認や準備室で学んだ内容に関連した質問がなされます。答えに困ったときには、ヒントを与えたり、誘導したりしながら、対話を通して理解を促し、学びを深めていきます。

準備室
中学入試A準備室

20~30数名のグループで約40分の授業を受けて、課題について自分で作業を通して考えるということを、あらかじめ行います。

教室移動

試問室
中学入試A試問室

受験生一人につき、複数の教員が試問を行います。準備室での課題の答え、そこにいたる思考の過程の確認、そして新たな質問がなされます。

特別な準備は必要ありません。会話が上手でなくても大丈夫です。

特別な準備は必要なく、小学校6年生として、身につけておくべき基本的な生活態度や基礎的な勉強がきちんとできていることが大切です。読書やご家庭でいろいろなことについて話し合ったり、世の中の様々なでき事や問題を自分なりに考えたりまとめたりする学習も有効です。

「口下手」「口が重い」といった受験生が不利になることもありません。試問の教員は、その都度ヒントを出しながら、受験生の「なぜそのように考えたか」を確認していきます。

筆記試験では、小学校で習う基礎力が身についているかどうかを見ます。

漢字の読み書きや四則計算力などは、日ごろの学習で身についていることが大切です。
また、じっくり文章を読み、理解する力も問われます。

筆記試験のねらい

国語
語彙力・読解力・思考力・表現力など様々な力を見ます。
算数
基礎的な計算力に加え、説明を読んで法則や新しい考え方を理解する力・応用力・根気強く考える力を見ます。

A入試口頭試問の紹介動画

A入試の口頭試問の様子をまとめた紹介動画です。

Creative English入試

Creative English入試は、英語4技能(読む・聞く・書く・話す)、英語でのコミュニケーション能力、そして学ぶ意欲や姿勢を評価する入試です。
課題準備室で、テーマに沿って英語での会話を聞いたり映像を見たりしながら、リーディング、リスニング、ライティングの課題に答えます。その後、インタビュールームへ移動し、課題準備室で学んだ内容や、英作文ついての確認を、すべて英語で行います。

Creative English入試の紹介動画

Creative English入試(CE入試)の様子をまとめた紹介動画です。

英語の会話を聞いたり映像を見たりしながら課題に答えていく、準備課題の時間(約30分)を経て、インタビュールームで試問官の先生と英語でやり取りをします。インタビュールームでは、受験生一人につき複数の教員が試問を行います。

論理的思考力&発想力入試

論理的思考力&発想力入試は、言語分野と理数分野の2科目の記述型試験です。
それぞれにテーマが設定され、国語や算数などの教科の枠を超えて様々な角度から出題されます。「試験の中に学びがあり、受験生の知識や体験と結び付けて考え発想する」という流れで、学びながら解き進められるような問題になっています。
言語分野では、文章を読んで意味をつかみ、内容を理解する力、さらにそれを発展させる発想の豊かさを見ます。
理数分野では、資料や図表を読み取る力、基本的な数の扱い、論理的な思考力・判断力を見ます。
どちらの分野も、物事を順序立てて考える力、粘り強く取り組む力、学んだことから発展させて自分なりの発想をする力が大切です。

B入試

B入試は2科(国語・算数)または4科(国語・算数・社会・理科)の筆記試験で、基本的な学力を確認します。これまでに身につけた知識はもちろん、それを活用する発展問題や自分の考えを整理して表現するような記述問題も出題されます。「未知のことがらについて粘り強く考える姿勢」があるかどうかを見ます。

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