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桐朋女子ピックアップ一覧

中1紫 総合の時間 チームで問題を解決しよう!~“バンガロー殺人事件 真犯人は誰だ?”~

  • 中1

2024年2月21日(水)中1総合の時間の企画です。今回はチームで協力し、“バンガロー殺人事件”の真犯人を探し事件を解決するというMissionに取り組みました。
 全員が刑事になって、自分が収集した情報を話す言葉だけで伝え(文字や絵を書いた紙やメモなどを他者に見せることは不可、という条件のもと)、メンバーと共有し、事件を解決に導きます。自分の持っている情報を他者に、正確に、しかも話すことだけで伝えるのはとても難しいことですが、全クラス、白熱したチーム戦が繰り広げられていました。制限時間である時効のあと、チームごとに犯人の名前を黒板に書き、その理由を説明、続いての担任の先生の真犯人発表に大きな歓声があがりました。協力して最後の結果にたどり着いた時の、あの充実感を味わえたようです。
以下、最後のふりかえりシートに書かれたコメントです。

「すっごく楽しかったです。またこういう企画にぜひ取り組みたい。」「人に伝える、人から聞くということを大切にすると仲も良くなり、それはとても大事なことだと思いました。」「自分一人の力では叶わないことも、みんなの力を合わせれば答えにたどりつけるという、とてもいいことを知りました。まだ自分に記憶力があり安心しました。」「グループみんなで沢山話せてよかった。普段あまり話さない人とグループになったおかげで話すことが出来てよかった。」「このゲームで、自分の意見を人にわかりやすく伝える工夫をする力がついたと思います。」「指紋の伝え方が難しくて、指紋の形を体でまねたり、ポーズをとったりしました。」「自分も役に立ててよかった。」「自分の伝えたいことを言語化するのは難しいと思った。」「もしやみんな天才なのでは?と思った。」「なぜあの犯人なのかまだ納得ができない。」「チームワークが試されていてとても面白かった。」「数学の証明を皆で解いているみたいで楽しかったです。」「みんなで考えて一つの答えを出すのがとても楽しかった。言いたいことを言える環境を作ってくれて言いやすかった。」「家族でもやってみたいなと思った。」「語彙力がないと生きていけないことに気づいた。」「コミュニケーションはやっぱり大事だなって思いました。」などということが書かれており、テスト前の充実した総合の時間になりました。

中1紫 総合の時間 Intercultural Communication~異文化間コミュニケーションの実践~

  • 中1

2月14日(水)今回は“異文化間コミュニケーションの体験”を目指して、電気通信大学から留学生のみなさんをお招きし、言語や非言語による異文化間コミュニケーションに挑戦しました。
 各クラスのHR教室で話して下さった留学生は、以下の5名の方です。それぞれの国の文化について、そしてご自身の日本での研究内容について、熱く語って(もちろん英語で!)くださいました。

1.Wandal Tyler Winnさん(米国アラスカ州)C組へ
2.Antonia Holsten さん(ドイツ)D組へ
3.Toshiba Kamruzzamanさん (Nickname Kingshook)(バングラデシュ)B組へ
4.Rakotovao Lovanantenaina Omega さん(Nickname: Lova)(マダガスカル)E組へ
5.Faurdoir Ndimumahoroさん(ブルンジ)A組へ

 事前学習としては、留学生のみなさんへのWelcome Speechの準備をし、代表者が歓迎のメッセージを伝え、加えて桐朋女子についてのことを英語で紹介しました。その後、留学生のみなさんの話を聴いた後に、各自が質問を考え英語で伝えられるように準備し、質問しました。自分の質問に対する英語でのお返事に、一生懸命聞き入っている中1のみなさんの表情が印象的でした。
 今日のこの時間をきっかけに、海外の国の文化に興味をもち、外国で活躍したい、こんな研究がしてみたいと感じた人も、きっといることと思います。まずは英語の授業で、聞く力や話す力など、英語での表現力に磨きをかけていきましょう。

中学1年講演会 テーマ「雪と氷の世界からせまる地球環境〜立山と南極〜」

  • 中1

 2月7日(水) 総合的な学習の時間の4回目。前回(1月10日)に引き続き、専門家とのコミュニケーションを目指すということで、「雪と氷の世界からせまる地球環境〜立山と南極〜」と題して、むさしの学園6年生と桐朋女子中学1年生の合同で講演会を開催しました。
 お招きした講師の先生は、前第63次南極地域観測隊 越冬隊長で、自然地理学・雪氷学がご専門の澤柿教伸さん、富山県立山カルデラ砂防博物館学芸員、自然地理学・雪氷学がご専門で、南極観測隊として氷の研究をされてきた福井幸太郎さんです。南極に関する様々なこと~南極大陸のこと、南極観測隊の日常から調査内容、観測隊のこれまでの歴史など~多岐にわたってお話を伺うことが出来ました。
 事前学習として、社会科の時間に福井さんが用意して下さった資料を読んだり、昨年度の南極教室の動画を視聴したりしました。それをもとにグループで質問を考え、それをクラスで共有し、クラスとしての質問内容をまとめ、最後に講演者の先生におききしました。「南極にいて、地球温暖化を感じることはありましたか」という質問に、「南極は、地球全体のことを敏感に感じ取れる場所。最近、雪の量が増えていることで、変化を感じています。」と。また、「観測隊員に女性はいますか。女性でもなることができますか」という質問に、「なれます。観測隊は、様々な仕事をする人たち30名ほどが集まっている一つの村です。研究や調査をする人以外に、観測隊員の生活を支える人たちも隊員の仲間です。(63次観測隊は)お医者さんが女医さん、つまり2名が女性でした。それぞれが自分の専門の仕事をこなしつつ、みんなで協力し合える人がよいです。」と答えてくださいました。
 1956年の第1次南極観測隊の活動の様子を映したカラー動画や、観測隊員が観測中に実際、身に着けている衣類やゴーグル、手袋など、貴重なものも見せてくださいました。とても充実した総合の時間となりました。この講演をきいた中1のみなさんの中から、将来、南極観測隊として活躍する人が誕生するかもしれませんね。

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