桐朋女子ピックアップ一覧
地理実習 その1
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8月20日から24日まで、八ヶ岳高原寮を利用して、地理歴史科の選択科目の「地理実習」を実施しています。初日と2日目は寮の敷地内の測量実習を行いました。平板に測量器を載せ、14ポイントを正確に測っていきます。精度の高い測量は時間も労力もかかりますが、地理学習に限らず緻密なデータの蓄積の意義に気づくものです。測量データをもとに一人ひとりが地形図を作成していきます。3日目は八ヶ岳南麓の農家をグループに分かれて訪ね、営農について聞き取り学習をしました。酪農家、有機野菜生産農家、花卉栽培農園、サクランボの果樹園など、この地域の特色ある農牧業に携わる方の話を伺い、自分たちの目で発見したことをレジュメにまとめ、夜は発表会を行いました。
生物野外実習2
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野外実習後半の様子です。
野鳥観察、土壌動物の採集及び同定、層別刈り取り法による生産構造図作成、植物・動物標本作製、昆虫のスケッチ、灯火採集、センサーカメラでの撮影など数多くの活動を早朝から夜中ませで行えました。最終日には、実習ででた結果を元に、中間発表・ディスカッションを行いとても良い実習でした。今年の生物野外実習は天候に恵まれており、大変良かったです。
ちなみにセンサーカメラに納められたシカは、高原寮の敷地内です。
生物野外実習
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生物野外実習は7月30日から8月3日まで行われました。今年は受講者が少ないのですが、みんな、とてもよく頑張っていました。
1日目の富士山5合目は雲の中。30m先が見えず、残念な景色でしたが、植生は変わらず観察することができました。
2日目は、野鳥観察、土壌動物採集、標本用の動植物採集・作製、夜間観察、と盛りだくさんな日でした。天候に恵まれて、とても良い実習になりました。
クレムソン便り10
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二週間にわたるクレムソンでの研修も今日が最終日。異文化コミュニケーションの時間には、「アメリカ人に日本の名所や歴史を紹介する」というテーマで2,3人のグループで発表を行いました。
今回は水曜日の授業の最後に課題を提示され、木曜日には図書館でコンピュータを使って情報を集め、スライドショーを作り、今日(金曜日)には発表をするという「短期決戦型」でしたが、どのグループも興味深いテーマを選び、効果的な写真等を用いたプレゼンテーションをすることができました。
これは先週一週間をかけて、一つのスピーチを完成させ、月曜日に堂々と発表できたという経験と自信があって初めて可能なことです。こちらに来てからの生徒の成長には、例年にも増して目を見張るものがあります。
お世話になったディクソン先生は、明日の朝の飛行機で北京に向けて旅立たれます。中国の学生にディベートを教えるワークショップを運営・指導をするためです。授業の後には名残を惜しみ、一緒に写真を撮ったりする姿も見られました。
私たちも明日(土曜日)の朝、クレムソンを出発し、アトランタに向かいます。週末はアトランタで観光を行い、月曜日の飛行機で帰国の途につきます。
毎日お送りしていた「クレムソン便り」も今日で最終回となりました。お読みくださり有難うございました。
熊野 孝
クレムソン便り9
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今週になって、生徒たちは先週とは異なる理科の授業を受講しています。今日ご紹介するのは「バイオテクノロジー」。ご担当はキャサリン・フリーマン先生で、昨年度に引き続きご担当くださっています。この授業ではDNAをテーマとして扱っています。DNAの構造についての講義を受けた後、生徒たちは自分の唾液からDNAを取り出す実験に取り組んでいました。生徒たちは大きなスポイトのようなものを使っていま
すが、これは1台で数万円もするピペットで、日本では大学の学部生では自由に使わせてもらえないもののようです。そんなものを使って実験ができるなんてすごいことです。
クレムソンでの日々も、残り少なくなってきました。例年のことではありますが、今年も「帰りたくない!」の声が聞こえてきています。
クレムソン便り8
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日本文化についてのスピーチも無事に終わり、今週の異文化コミュニケーションの授業では、アメリカ文化の様々な側面に触れるため、教室の外にも積極的に出て行きます。
火曜日の授業では、生徒お待ちかねの巨大スーパーWalmart見学(?)です。24時間営業で、日用品からライフルまで、何でも手に入り、その上値段も安い!生徒のテンションも上がります。集合写真の他に、一人で写っている生徒がいますが、どういう基準で選ばれたかというと、、、地域の経済に、この15年間でもっとも貢献した人です(笑)。
スーパーマーケットの後はクレムソン大学の創設者トーマス・クレムソン氏のお墓に行きました。お墓のある教会は、とても歴史があるもので、南北戦争での戦死者が多く埋葬されています。日本では「北軍」の立場から見た歴史しか学びませんが、「南部」の視点で捉え直してみると、日本から眺めるものとは、かなり異なる景色が見えてきます(午後は天候不順のため実施できませんでした)。
クレムソン便り7
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月曜日の夕方から、プログラムのディレクターの計らいで、桐朋生は地元のプロ野球チームのGreenville Driveの試合を観戦しに出かけました。プロ野球とは言っても、メジャーリーグを1軍とすれば、「4軍」にあたるリーグではあるのですが、それなりに地元に根ざしていて、観客も結構たくさんいます。ちなみにこのチーム、ボストンレッドソックスの下部組織になる球団のようです。生徒たちは夕ご飯にホットドッグを食べたり、球団のマスコットと戯れたり、こちらの野球では欠かせない7th Inning stretchをやったりと、球場の雰囲気を存分に楽しんでいました。楽しんだのは生徒だけでは無いようです。最後の写真をご覧ください。球場のバックスクリーンに映し出されたのは、、、、(笑)皆で楽しんだ野球観戦でした。
クレムソン便り6
- 全校
新しい週が始まりました。また今日から毎日「クレムソン便り」をお届けします。今日は昼休みの時間を使って、桐朋生による「日本文化についてのプレゼンテーション」が行われました。今回は大学内の立派なホールをお借りして、クレムソン大学の学生や大学関係者を対象に実施しました。開始前はバックステージで緊張した様子の生徒たちでしたが、始まってみるとそれぞれのテーマについて堂々とした態度で発表することができ、客席から大きな拍手を頂戴していました。たった一週間でここまで成長した生徒たち、素晴らしいと思います。発表終了後には、この研修が2004年にスタートしてから毎年大変お世話になっている岸本俊子先生からもお言葉をいただき、最後には皆で記念写真を撮りました。写真に「15」の数字が見えていますが、これは今回が研修15回目であることを記念して、ディクソン先生が用意してくださったものです。
クレムソン便り5
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Summer Scholarsに参加しているアメリカ人中高生は、基本的に1週間単位での申し込みをしており、週末にクレムソンを離れます。「異文化コミュニケーション」では桐朋生のスピーチの練習の他に、アメリカ人参加者による「アメリカ文化」のプレゼンテーションも行われました。「アメリカの歴史」「食文化」「スポーツ」「ボーイスカウト」など、それぞれの参加者の興味に基づいた発表は、大変興味深いもので、桐朋生も真剣に聞いていました。
授業の最後には、先生方が準備してくださったケーキ等を食べながら、簡単なパーティーも行われました。短い期間でしたが、桐朋生とアメリカ人の参加者との交流も随分深まったように思います。授業の後で、一緒に記念写真を撮る姿も見られました。今回の写真は、午前と午後の授業の最後に撮ったクラス全体の集合写真です。
クレムソン便り4
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今日は「生物学」の授業を紹介します。ご担当くださるのは、毎年お世話になっているワインブレナー先生
です。火曜日の授業ではネズミの解剖を行いました。日本ではなかなか機会がない本格的な解剖で、これをやりたくてクレムソンでの研修の参加を希望する生徒も毎年何人かいます。
まずネズミの体内の様子についての講義を受け、その後班に分かれて解剖に入ります。実験用とはいえ、生き物を扱うわけですから、慎重に注意深く、作業は進められていました。